細川貂々「本当はずっとヤセたくて。―自分のために、できること」



本当はずっとヤセたくて。―自分のために、できること

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書評


20代前半は体重が47kgだったのに、10年間で62kgになってしまった細川貂々さん。自分に向き合うことでダイエットに成功した著者の日々を漫画で描いた本です。

まず、漫画なのでとても読み易いです。短い時間でさらっと読めるのに、よくよく読むと奥が深い。

著者が太っていく過程は、自分にも覚えがあって、「いたたた。。」と思いながら読んでました。あれこれ挑戦するものの続かないところや、すぐ自分に言い訳をしてしまうところ。写真も嫌いだし、鏡を見るのも好きじゃない。あー、まさに私だ。これって、やはり自分のことをちゃんと見ようとしていない、逃げてたってことなんでしょうね。


著者は、連れ合いさんの的確な突っ込みとアドバイスで、自分の心と体に向き合って、ダイエットを続けます。自分のためにできることって何だろう、自分を好きになるってどういうことだろう、と。

短い時間で、簡単にやせる方法なんてない。それは、よくわかっているのですが、改めてそのことを確認させてくれる本でした。ダイエットって、要は己と向き合って修練する自己鍛錬なのだなと思いました。


私も今日から自分に向き合って、自分と対話して、記録して、心も体も身軽になろうと思います。

この本は、本が好きさんより、献本していただいた本です。ありがとうございます。