WOMBS 1


妊婦だけの特殊部隊がある。

いやあ、この発想はどこから来るの?なぜ妊婦なんだろうと思ったら、

妊娠している雌だけが飛べる現地生物ニーバスの体組織を子宮に移植して転送能力を持たせる。


いやあ、驚きました。読めば読むほど女性にしか描けないマンガだと思います。妊娠しているときって、うれしい気持ちももちろんあるんだけど、体内にエイリアンがいるって感じもやっぱりするんですよね。ニーバスの組織がどのように胎内に定着していくのかという授業とか、体術とかよく考えてあるなあ。

発想だけではなくて、緻密な設定もさすが。すごすぎます。

今は優遇されている転送兵たちも、ほんの十年前には暗黒の時代があったこと、好き勝手な場所に設定できない出現ポイントなどなど。

これからどんな風に物語が動いていくのか目が離せません。マナがいつか故郷に帰り、ラロと再会できますように。