異次元創世記―赤竜の書 妹尾ゆふ子

異次元創世記―赤竜の書
異次元創世記―赤竜の書

著:妹尾 ゆふ子|出版社:角川書店|発売日:1995/05|文庫|4044164010|

天地創造の遙かむかし、竜たちが悠々と暮らす世界に、言葉を自在に操る部族がやってきた。彼らは天空を、大地を、岩を創り、竜たちが闊歩していた世界とは相容れぬものを造り上げて去っていった。竜たちは息を潜め、もう姿を現すことはなかった―。竜使いの末裔ジェンと、言葉を操る部族の使者イーファルが出会ったとき、秩序は変転し封印は切って開かれた。スニーカー初登場、渾身の異次元創世譚。""

「真世の王」の前部にあたる物語。ジェン,ウルバン,フィアラス,そしてウルバンの馬「ゾハン」など「真世の王」ファンなら覚えのある登場人物が・・・!この物語ではジェンが主人公となっていて「真世の王」でも少し触れられるあの部分の物語です。文庫259ページということで,妹尾さん独特の世界観は「真世の王」ほどには濃厚ではありませんが,確かにあの世界の匂いがします。これは是非復刊希望!ですね。
赤竜の書復刊願い。「真世の王」ファンは是非復刊を希望しましょう。""