標的のミシェル ジュリー ガーウッド

標的のミシェル (ヴィレッジブックス)
標的のミシェル (ヴィレッジブックス)

著:ジュリー ガーウッド|出版社:ソニーマガジンズ|発売日:2003/06|文庫|478972056X|

美貌の女外科医ミシェル・レナードは、パーティーで一人の男と知り合った。男の名はテオ。若手の検事だった。やがて彼はミシェルが暮らすルイジアナの田舎町を訪ねてきた。名目は釣りをするため。実際は、ミシェルをどうしても忘れられなかったからだ。ミシェルのほうも、テオへの思いが胸中に募りつつあることは気づいていた。だが、恐るべき悪の頭脳集団が彼女のいとこに死をもたらし、さらに彼女自身をも狙っていることは知る由もなかった…。全米ベストセラーの超大型ロマンティック・サスペンス。""

謎解きを楽しむ本ではないと思うが,最後あたりにはええーっと驚く仕掛けもあり。「心うち砕かれて」よりもロマンス度合いがupしていて,ちょっとドキドキ。前作と訳者さんが違うので「おれのローラン」的訳はなく,逆に寂しい気もしたり(笑)あとは,テオがたびたびめがねを探す場面がかわいい。ノアも相変わらず。次作「killjoy」ではテオもちょっと出てくるようで,この著者は自分が作り出した人物をとても愛しているみたいね。killjoyあたり,洋書に挑戦してみるか・・