フリスビーおばさんとニムの家ねずみ ロバート C.オブライエン

フリスビーおばさんとニムの家ねずみ
フリスビーおばさんとニムの家ねずみ

著:ロバート C.オブライエン|出版社:冨山房|発売日:1974/01|単行本|4572004137|

野ねずみフリスビーおばさんは夫を亡くし女手一つで子ども達を育てている。おばさんの末っ子チモシーは体が弱く,今も肺炎になって苦しんでいる。しかし春を目の前にして畑をたがやされる前に引越しをしなくてはならない。おばさんは苦悩する。チモシーは引越しに耐えられるだけの体力がないのは一目でわかる。悩んだおばさんは物知りのふくろうに相談に行き,ニムの家ねずみたちを紹介された。""

書店で「ラクソーとニムの家ねずみ」を買ってから前作があるのを知りました。絶版だったので県立図書館から借りたもの。

おもしろかったです。
ニムの家ねずみは科学実験の結果生まれたねずみたちで,知能がすごく高い。自分達で電力を使い,機械も使いこなす。
ニムの家ねずみたちが迫り来る危険をいかにかわすかもドキドキもの。
地面の下にもしかしたら,こんな家ねずみたちがいたらと思うと楽しい。
(2002.02.01読了)