アルテミス・ファウル―妖精の身代金 オーエン コルファー

アルテミス・ファウル―妖精の身代金
アルテミス・ファウル―妖精の身代金

著:オーエン コルファー|出版社:角川書店|発売日:2002/08|単行本|4047914193|

伝説的な犯罪一家に育った12歳の天才少年・アルテミスは、コンピュータを駆使して「妖精の書」を解読、巨万の富を得ようとする。しかし、妖精たちはハイテクで武装した集団だった!""

「黄金の羅針盤」の翻訳者大久保さんの訳ということで買ってみた。犯罪一家のわるがきアルテミスが主人公ということで,「どうなんかなあ」というのが先入観であったが,以外とおもしろかった。そんなに悪い子じゃなかったし。読んでて思い出したのが昔ソノラマ文庫で大好きだった菊地秀行の「エイリアンシリーズ」もの。ハイテクを駆使するお坊ちゃまという設定や「泥棒」ってあたり。
アイルランドの味付けが加わっていて,まあおもしろいです。どんどん読めちゃう本ですね。でも2000円は高いと思うぞ。