クリスマスに少女は還る キャロル オコンネル

クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)
クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)

著:キャロル オコンネル|出版社:東京創元社|発売日:1999/09|文庫|4488195059|

クリスマスも近いある日、二人の少女が町から姿を消した。州副知事の娘とその親友でホラーマニアの問題児だ。誘拐か?刑事ルージュにとって、これは悪夢の再開だった。十五年前のこの季節に誘拐され殺されたもう一人の少女・・双子の妹。だが、あのときの犯人はいまも刑務所の中だ。まさか・・・そんなとき、顔に傷痕のある女が彼の前に現れて言う。「わたしはあなたの過去を知っている。」一方、何者かに監禁された少女たちは、奇妙な地下室に潜み、力を合わせて脱出のチャンスを窺っていた・・・・。
一読するや衝撃と感動が走り、再読しては巧緻を極めたプロットに唸る。では、新鋭が放つ超絶の問題作をどうぞ。""

確かに、「問題作」。これをミステリと見るかどうかは人それぞれだと思う。でも、おもしろかった。最後は、うーん。。
子供を狙った犯罪というのは、本当に絶えなくて腹立たしい。