マライアおばさん ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

マライアおばさん
マライアおばさん

著:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ|出版社:徳間書店|発売日:2003/11/15|単行本|419861766X|

お父さんが行方不明になってからというもの、お父さんの義理のおばさんにあたるマライアおばさんは、毎日しつこく電話をかけてくる。「あんたたちのことが心配でたまらないよ」人のいいお母さんは丸めこまれて、私とお兄さんのクリスを連れて、おばさんを訪ねることに決めてしまった。だけど行ってみたら、おばさんの住む海辺の町は、なんだか妙だった。子どもが一人もいない。男の人はみんな、ゾンビみたいにぼーっとしてる。元気なのはおばさんたちだけ。おまけに、クリスの部屋には幽霊が出る…!お母さんはマライアおばさんと取り巻きのおばさんたちに、召使い代わりにこき使われ、私はおばさんたちの話し相手をさせられる。 おまけに反抗したクリスが、思いもよらない恐ろしい目にあうことに…?魔法のファンタジーの第一人者、ダイアナ・ウィン・ジョーンズが、元気な女の子が“隠れた悪意"と戦う姿を描く、ユニークなファンタジー。""

ひゃー。こわかった。マライアおばさん強烈!
いるよなあ,こういうおばさん。さも自分だけが正しくて不都合なことは見えない,聞こえない。そんなおばさんがジョーンズの手にかかるとこんなに恐ろしい物語になっちゃうとは。しかもマライアには実在のモデルがいたというんだから。
うー恐かった。