深森をこえて /ポール スチュワート

崖の国物語〈1〉深森をこえて (ポプラ・ウイング・ブックス)
崖の国物語〈1〉深森をこえて (ポプラ・ウイング・ブックス)

著:ポール スチュワート|出版社:ポプラ社|発売日:2001/07|単行本|459106896X|

トウィッグは十二歳。ウッドトロル族として育てられたが、実は捨て子だった。トウィッグは、いつも他のウッドトロル族と違うことを辛く思っていたが、とうとうある日、村を出なくてはならなくなる。深森を通って母親の従兄弟の家へ身を寄せるのだ。トウィッグは、母親に重々注意されていたのにもかかわらず、深森の珍しい光景に道を踏み外してしまう。その結果、数々の災厄に遭う。
その冒険の最後には、実の父親との出会いが待っていた。""

何だかもう、全編追いかけられっぱなし。たくさんの奇妙な生き物に追われ、ただただ逃げるうちに実の父親と出会うという、ちょっと(いや、かなり)都合のよい展開。
奇妙な生き物に関しての記述は、とっても丁寧で(イラストも)それが、作者はこれこそが書きたかったのかしらと思うくらい。でも、それらの記述を除くと冒険の中身は???
オオハレグマが、死んじゃう場面なんかちょっと子どもには読ませたくないくらいの描写。そこまでする必要があるのかしら。

2巻まで借りちゃったので、続きも読むけどうーん。。。