ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 /J.K. ローリング

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

著:J.K. ローリング|出版社:静山社|発売日:2001/07/12|単行本|4915512401|

13歳になったハリー。あいかわらずのダーズリー一家から逃げ出したハリーは「夜の騎士バス(ナイトバス」に拾われる。
今回のハリーはマグル界、魔法界双方から負われている凶悪犯で脱獄囚のシリウス・ブラックから狙われている。新任のルーピン先生、シリウスやスネイプなどの過去が次第に明らかになり、ハリーの秘密が見えてくる。

本書では、1,2巻のような「あの人」との対決は出てこない。しかし、ハリーの秘密が明らかになってきて、ハリーが大きく成長する物語だ。孤児ハリーが,両親を痛いほど慕う気持ちが伝わってきて切ない本でもある。1.2巻ではられたさまざまな伏線が、はっきりと見えても来る。

私がハリ・ポタが好きな理由の一つ小物の楽しさも満喫できる。
バター・ビール、スニーコスコープ、しのびの地図などなど。